夏でも走るためには…
夏の積み重ねが秋と冬に繋がると言いますが…
梅雨も明けると、気温の上昇も始まり本格的な夏を迎えますね。
今日、走っていたらセミの声も聞こえて来ました。
夏というと、不快感として『暑さ』『夏バテ』が待っているという方も少なくないと思います。
この夏特有の不快感は対策を立てれば解消できる事もあります。
秋と冬に結果を出すために、今年の夏は『結果を出すための夏』に変えてみませんか?
適応という機能があります
暗闇で最初はないも見えなかったのが、だんだん見えるようになる。
水風呂に足を入れていて、しばらくすると浸かる事が出来る。
これも順応です。
暑さに対しては、『暑熱順化』という機能があります。
身体が厚い環境に慣れていく事を指します。
徐々に暑さ慣れをしていく事で、暑さへの耐性が高まり熱中症や夏バテにかかりにくくなります。
暑熱順化されないと、
✓体温調節が上手くいかない
✓皮膚の血流量が増えにくい
✓汗でナトリウムが流出しやすい
✓体温が上がりやすい
✓水分補給で体液量が回復しにくい
となります。
暑熱順化には7日~10日が必要と言われています。
夏の練習の質を確保するためにも、計画的に暑さ対策をしていきましょう。
ランナーさんだけでなく、日常生活を送るうえでも暑さに負けない事は必要です。
気温に注意しながら外での活動を増やす事も取り入れましょう。