治療で改善出来ない痛み!?
正しく身体を使えていますか?
腰痛と肩の痛みをお持ちのお客様がいらっしゃいました。
リハビリに行ったり、シップを貼ったりいろいろとしてきたんだけど改善できなくて…とのお話。
痛みがあれば、治療関連の設備への受診をお勧めしていますがご相談を頂いたので対処させて頂きました。
身体のチェックを進めていくと、
どうやら『膝』『お尻』『肩甲骨』『背骨の動き』が怪しい事が判明。
少しずつ正しい動きと正しい位置に導く事で痛みのレベルの改善までこぎつけました。
そもそもの原因は『存在感のあるお腹』が怪しい。
お腹の存在がもたらすもの…
『お腹の存在感』が(お腹周りの脂肪)増せば、重心位置が崩れて骨盤が前に傾きます。
通常よりも傾きが強くなれば、当然姿勢は崩れる。
崩れた姿勢では、身体の各パーツは正しい動きが出来なくなる。
正しい動きが出来なければ、そのしわ寄せは痛みとなって現れます。
身体の動きが痛みを感じる事なく改善されたので、
今回は負荷をかけたスクワットをしてご帰宅されました。
今日はご夫婦でお越し頂きましたが、
お互いが食事に関してコントロールが出来ないとお話をされていました。
食事内容をお聞きすると、相応の体脂肪率となる食生活をされていました。
食事が大切な理由と疎かにすると起きうるデメリットのお話をしたところ、目を向けて頂けそうな反応でした。
何から始めるかが重要
『育ったお腹』が痛みの原因であれば、シップもリハビリも対処療法にしか過ぎません。
今回のケースの根本治療は
『育ったお腹を変える』
『ただし動きを取り戻す』この2つと判断します。
時間がかかっても身体に向き合う事、治療だけでは改善できないポイントです。
意外なところに改善点が潜んでいるかもしれません。