筋肉痛が来るのが遅いのは年のせい!?
運動をすると発生する筋肉痛ですが
✓久し振りのマラソン大会が控えている
✓週末は子供の運動会だ
✓会社の行事で身体を動かさなければいけない
身体の動く準備が不十分だと、その後に襲われるのが『筋肉痛』です。
この筋肉痛、
『遅く来ると年を取った』とか言われたことはありませんか?
本当に年を取ると遅れてやってくるのか?というお話です。
筋肉痛の仕組みは?
筋肉が伸長と収縮を繰り返す事で身体動かしています。
この2つの動きが激しく行わると筋肉の繊維が破壊されて、発痛物質が出ます。
その物質を感じ取る事で『痛み』となります。
その『痛み』という信号を感じる事でその部分の筋肉が疲労を起こしている
と伝えるメカニズムが『筋肉痛』です。
筋トレや運動を継続していけば、同じ負荷であれば筋肉痛そのものも発生しにくくなります。
筋肉痛の発生スピードにカラクリはあるの?
年齢による差異はなく、
同じ運動であれば、年齢差なく筋肉痛が生じる
と言われています。
ただし、筋肉痛には3つの要素が関係しています。
①疲労物質の蓄積
筋肉に負荷をかければかけるほど筋肉の中に疲労物質が溜まります。
この溜まった疲労物質が痛みを引き起こす一因となります。
疲労物質は運動直後に最も増加するため、運動直後に起こる痛みは主にこれが原因です。
=即時性筋肉痛
②筋繊維の損傷
筋肉は大きな力を発揮して収縮を繰り返すと、小さな断裂を起こします。
そして、傷ついた部分が炎症を起こす事で痛みが発生します。
高重量やレベルの高い負荷を与えるほど筋肉の断裂が著しく、運動中に筋肉の繊維が破壊されていきます。
このため、主に即時性の筋肉痛の原因であり数日にくる筋肉痛とは別の関係となります。
③筋肉が修復する際の炎症
負荷を掛けられて損傷を受けた筋肉の繊維は、ぶっ解されてその後に新しい筋繊維が合成されます。
損傷した筋肉の繊維やその周辺の組織が回復過程で炎症を起こします。
その際に痛み物質が周辺組織を刺激する事で痛みの発生となります。
筋肉の修復される作業の際に起こる痛みが主に遅れてくる筋肉痛の原因と言われています。
=遅発性筋肉痛
<まとめると>
✓運動直後の筋肉痛は『筋肉の損傷』『疲労物質』が原因
✓2日後ぐらいからの痛みは、『筋肉を修復するの為の炎症』
という事になります。
筋肉痛が遅れてくる原因は?
●筋肉痛が早く発生する理由は、
✓筋肉にしっかりと負荷を与える事
✓筋繊維を十分に損傷さえる負荷を与える事
が必要です。
●筋肉痛が遅れて発生する理由は、
✓筋肉の追い込みが不足している事
✓筋肉への刺激が不十分である事
が挙げられます。
本人は全力でトレーニングや運動をしているつもりでも、
運動機会が減少する事
肉体的なパフォーマンスが減る事
で十分な刺激を筋肉に与える事が出来なくなります。
結果、刺激が足りないので筋肉痛の発生時間にロスが起こる。
その一因として『加齢』『スポーツのブランク』があります。
普段、運動をしなくて行事の数日後に筋肉痛が発生するという事
普段運動していない人が激しい筋肉痛が出るレベルまで追い込むことが出来ない事
(急トレーニングで追い込もうとしてもその前に身体が動かなくなってしまうため=基礎体力不足)
がこれに当てはまります。
要するに、
年齢よりも『普段どれだけ筋肉を使っているか』
が筋肉痛の発生速度に関与します。
そのため、20代でも数日遅れの筋肉痛はあり得るし、高齢の方でも即時の筋肉痛もあり得ます。
年を取ったから、ではなく『運動不足の言い訳』になっていませんか?
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