報告!!富士五湖ウルトラマラソン
富士五湖ウルトラマラソンを走って来ました
思い付きで自主的に走って走った『覚王山⇔松阪』の95キロ
完走を目標にした昨年の『飛騨高山ウルトラマラソン』の100キロ
文字通りチャレンジの今回の『富士五湖ウルトラマラソン』の118キロ
118キロという距離は想像できないままのスタートでしたが、実際に走ってみた様子のお話です。
こんな準備をしました
●練習内容
ランニングの練習では、55キロの起伏走や30キロの周回&ペース走を行いました。
制限時間が15時間、走行距離は118キロから考えると55キロ走では時間も距離も足りない…しかし、練習時間を確保する事が困難のため代替え案としてウエイトトレーニングとピラティスをランニングに組み合わせていきました。
成果としては、起伏に負けない走りが一定レベルで出来たと感じています。
準備段階での、
55キロ走でも昨年は走り切る事が出来なかった後半の登りを攻略出来たり
『脚が売り切れ』の様子は本番でも練習の時にも感じたり
という事は少なかったです。
『ウエイトトレーニング』=『マラソンに不要』…といまだに考えられがちですが、
方法と手段とタイミングを誤らなければ非常に有効であると改めて実感しました。
●補給食
・水分補給は、ムサシのリプレニッシュ
・エネルギー系は、DNSのエナジージェルとメダリストのジェル
・アミノ酸のとしてはグルタミンとアルギニン
を用意していきました。
実際は、カフェインの入っているDNSのみを1回使用して、他はエイドにある補給食を頂く事が出来たのでそれを活用しました。
当日の気温の上昇による発汗がありましたが、リプレニッシュの効力もあり脱水症状になる事もなく走る事が出来ました。
●ランニングシューズ
今まで3本のウルトラマラソン同様に、今回もアディダス『ジャパンブースト』を選択しました。
選択した理由は今回は割愛しますが、下り坂や制限時間に追われて走る際にはシューズの機能を有効に活用して走る事が出来たと実感しています。
俗に言う『クッションが少なくて走れない』状態には今回もなりませんでした。
マラソンの結果は?
結果は、87キロ地点でリタイアとなりました。
列挙しても言い訳になりそうなので、簡単に…
本栖湖に差し掛かる75.2キロ地点の関門が制限時間の30秒前通過でした。
まずは、この75.キロのエイドを通過する事が危機的状態での関門の通過でした。
距離とペースの逆算を何度もする事で、コースに飽きる事もなく筋疲労を言い訳にウォーキングに切り替える余裕もない状態でした。
まずはこれで達成感が満載とこの先の距離と制限時間のバランスを考慮すると感想が現実ではないと考えた結果、本栖湖を1周したエイドの87キロで終了としました。
今回の原因は、
✔『起伏がある中でのスピードを維持して走り続ける』という能力がまだまだ準備不足だった事
✔早朝のスタートに対して、『睡魔に負けた事』『身体の動きを取り戻せなかった事』
が挙げられます。
『スピード維持』に関しては考慮の上でのペース走を準備段階からして来ましたが、エイドでの休憩の計算と坂道のペースアップの対策が不足していました。
後は、30キロ付近まで睡魔との戦いで走れなかった事が想定外でした。
飛騨高山ウルトラマラソンは5時スタート、今回のスタート時間は4時スタート…この1時間は大きいと改めて実感しました。
現状の確認からの対策が不足していた事による『完敗』となりました。
ホリエが完走できなかったから『挑戦は辞めておこう』という消極的な声を耳にしています。
この結果を反面教師として頂ければ可能と考えています。
ただ、完走率はかなり低いので、それなりの準備は必要です。
ホリエも負けっぱなしはイヤなので、必ずそのうちに…