夏の走力UPには?
夏は無理に走らない!!
●月間走行距離が気になって、ロング走を取り入れる。
●走れば『走る力』がUPするはずだ。
●長い距離を走らないと不安で仕方ない。
●マラソンが好きだから、まずは走ろう!!
こんな意識で走っていませんか?
『夏は暑いので、無理に走らない』
これを強く推したいです。
もちろん、 全く走らなくて良い と言っているわけではありません。
一言で走ると言っても、
●長い距離を走るのか、短い距離を走るのか?
●スピードを上げて走るのか、抑えて走るのか?
距離の選択が2種類、スピードの選択が2種類で組み合わせると、4種類の走る方法があります。
季節に限らず、ワンパターンの練習では効率を上げる事は難しいので どう組み合わせるか がポイントです。
夏は暑いです(当たり前ですが。笑)
そんな環境で長い距離を走る事は、熱中症のリスクが高まり時には命の危険も伴います。
せっかくの練習で、自分を危険にさらすのは考えモノです。
また、暑さによる疲労と炎天下で走る事で身体が受けるダメージが強くなります。
ダメージが大きければ、疲労回復にも時間がかかります。
✔熱中症のリスクを減らす事
✔疲労回復をスムーズにさせる事
この2点から、BEST styleでは短期間で終わる練習をお勧めしています。
オススメの練習方法は?
短期間で終わらせる練習としては、スピード走や坂道の利用を取り入れています。
フルマラソンやハーフマラソンのタイムから逆算したり
身体に与えられる最大の負荷でのスピードで走ったり
と設定ペースや走る強度を決めてもいいでしょう。
(もちろん、走る時の気温などにも注意が必要です!!)
タイムを向上させたいのであれば、走るスピードの向上は避けられません。
スピードアップの対策をして、それを維持させる能力を向上させる事がサブ4やサブ5への近道だと考えます。
そのためには、まずはスピードアップが狙える上記2種類はお勧めです。
また、シーズン中には目を向けない筋トレも最適です。
筋トレのターゲットとして、
✔身体を支える筋肉
✔走るために蹴り出す筋肉
のレベルアップをする事もこの時期にしておきたいです。
筋トレのメリットは、正しい方法と負荷で取り組めば必ず結果に結び付きます。
筋トレを取り入れたランナーさんが 数か月後に飛躍的に変化を遂げる なんてことは少なくありません。
そして、筋トレであれば、涼しい環境で行えるメリットもあります。
距離を走らなければ、20キロや30キロが走れなくなる!!
という声も聞きますが長い距離の対策は、涼しくなってからスピードアップと筋力アップした身体で臨めば良いです。
もちろん、直後にマラソン大会があるのであれば例外です。
9月10月にフルマラソンを迎えるランナーさんには夏だから…というよりも他の工夫が必要です。
10月以降の大会を目指すのであれば、この手法で段取りであれば間に合います。
✔走り方を見直す事
✔筋トレを取り入れる事
まだそこに伸びしろが隠れているかもしれません。
一度、ランニングの方向性を見直してみませんか?