推進力や安定性を作るには?
走力を向上させるために必要な事
効率よく走るためにも、怪我をしにくいランニングをするためにも筋トレがお勧めです。
正しい方法で目的を明確にして筋トレをすれば走力の向上に繋がります。
ランニングだけでなく、スポーツのレベルアップに向けてのトレーニングというと『体幹トレーニング』が連想しがちですが、
体幹が強いだけでは走力は向上しません。
推進力や着地の安定性を向上させるには、体幹のチカラだけではまかないきれません。
もちろん、走るだけのトレーニングではムリです。
足指・足裏とお尻の筋肉が推進力と安定性を向上させてくれます。
大切な事は、足育と尻育です。
足指は動きますか?
足裏には『内側のアーチ』『外側のアーチ』『横アーチ』があります。
足指が上手く動く事で、この3つのアーチが形成されます。
それぞれが連動する事で、
『衝撃の吸収』
『地面を蹴る補助』
『バランス能力の向上』を助けます。
1つでも機能が不足や機能の低下がみられると、身体の機能に悪い影響を及ぼします。
その結果、足裏、膝、腰の痛みを引き起こす場合があります。
まずは5本の指を活躍させることが大切です。
なぜ足指なの?
ランニングする時、地面からの力は足裏を通り、膝、股関節へ伝達されていきます。
チカラの出発点の足指を活性化させる事でスムーズに身体が動く事を目指します。
木に例えると、『根』に当たる部分が足裏と足指です。
木を大きく成長させるには、幹(体幹)の部分よりも土台である根っこ(足指・足裏)の成長が需要です。
幹だけが太い木はありません、人間も同じです。
その事から、体幹部分よりも『足育』に大きく時間を費やします。