免疫力を高めるポイントは
そもそも免疫とは?
まずは、『免疫』という意味のおさらいから…
細菌やウィルスなどの外部からの侵入を防いだり、体内で出来てしまった健康に害を与える細胞を除去する自己防衛機能のこと。
風邪のウィルスにかからない…ということがそれにあたります。
自分の身体を外部の見えない敵から守るために必要な機能です。
今回は
●栄養学的なポイント
●体温を上げるポイント
上記の2つの観点からお話をしていきます
栄養学的なポイント
ビタミンB、C、A、Eを摂取すると免疫力を上げやすくなると言われています。
こんな食材に多く含まれています
・ビタミンB:レバー、ウナギ、たまご
・ビタミンC:柑橘系の果物、野菜、いも
・ビタミンA;チーズ、緑黄色野菜
・ビタミンE:ナッツ類、かぼちゃ、アボガド
ビタミンA、Eは脂質と一緒に摂ると吸収力が高まります。
そして、ビタミンBの中でもB2は粘膜の働きを助けます。
レバニラ炒め、かぼちゃの煮付けなどは栄養学的にみると良い献立と言えます。
体温を上げるポイント
免疫力が正常に保たれる体温は36.5℃と言われていて、
体温が1℃下がると30%低下して
1℃上がると5−6倍UPすると言われています。
体温を上げるには『発熱する力』がポイントです。
筋トレをする
筋トレをして筋肉が活性化すると『自家発電』しやすくなり、体温の上昇がしやすくなります。
実際にレッスンに通われているお客様の中にも、筋トレをすることで日常の体温の上昇を感じる方が多くいらっしゃいます。
適切なトレーニングとタンパク質を始めとする栄養補給のバランスが大切です。
筋肉を活性化するためには、日ごろからの準備や積み重ねが大切です。
栄養摂取を見直す
糖質とタンパク質を組み合わせて摂取する事で体温の上昇効果があります。
効率よく糖質とタンパク質を体内で有効活用するには、ビタミンB群の摂取も大切です。
体温が上がるとエネルギー消費も向上するためボディメイクにも役立ちます。
ただ単に食事を摂るのではなく『何を食べるか』『何と食べるか』を考えることが大切です。
入浴をする
約50秒で全身を巡る血液を温める事が体温上昇に繋がるため、入浴の方法を見直す事もポイントです。
38から40℃ぐらいのお湯に額からうっすら汗がにじむぐらい浸かる事がお勧めです。身体の芯まで温めやすくなります。
入浴後、体温が落ち着いてから寝ると成長ホルモンの分泌が促されて睡眠の質も高まります。
まずは自分の生活習慣に見合った事から始めてみましょう。