シューズの見直しをしていますか?
シューズの状態は気にしていますか?
ランナーにとっては、なくてはならない存在のランニングシューズ。
ランニングシューズは、普段履きのシューズと違い『走るサポート』をしてくれます。
ランニングシューズが劣化していると
✓トレーニングの成果を引き出せない
✓走る能力の向上の妨げになる
✓疲労が過剰に発生しやすい
など、思わぬアクシデントを招く可能性があります。
ランニングシューズの状態に目を向けずに使用をしていると、
『経年劣化』『パーツの摩耗』
などで自分が感じている以上にシューズが痛んでいる事もあります。
買い替えのポイントは
●使用頻度ではなく、いつ購入したか?(購入時期)
●どのぐらい使ったか?(走行距離)
を考慮していく事が必要です。
マラソンシーズンの仕上げの練習の質を上げるためにも
練習を目標達成に結び付けるためにも
ランニングシューズの見直しをしていきましょう。
ランニングシューズの寿命は?
●距離での判断
ランニングシューズの寿命は300~500kmと言われています。
あくまでも目安となりますが、走行距離だけでの判断は出来ません。
・体重
(重ければ摩耗が早くなります)
・走る癖
(蹴る力や着地の衝撃レベル)
・使用頻度
(たくさん走ればもちろん劣化します)
・走行距離
などがランニングシューズの寿命を左右します。
●経年劣化での判断
靴底だけでなく、ミッドソールと呼ばれる靴底と足裏の間にあるクッション系の素材はゴム系の素材で作られています。
(シューズメーカー各社が似たような材料を作り替えてオリジナルのクッション材にしています)
ゴムと言えば経年劣化です。
日常で使用する輪ゴムも月日が経てば劣化して切れますよね、アレと同じです。
素材の劣化の目安は1年前後と言われています。
クッションの質の良し悪しから考慮しても、1年たったら買い替えた方が良いかもしれません。
●クッション材の経たり具合での判断
上記したミッドソール部分にクッション材が使用されています。
ランニングではミッドソールに体重や衝撃を加え続けるため、『へたり』が生じます。
走れば走るほどミッドソールは、体重と着地の衝撃からくる圧縮の力によりへこむイメージです。
1度使用すると、『へたり』の回復までに2~3日かかると言われています。
素材が劣化すると回復がしにくくなり、硬くなってしまいます。
この違いは、お持ちのシューズとショップの新しいシューズを履き比べると『硬さ』『高さ』の違いを感じられます。
●靴底の摩耗具合での判断
ミッドソールを摩耗から守るために、靴底(アウトソール)に硬いゴム素材を貼り付けています。
この素材の減りは、走る上での安定感に大きな影響を及ぼします。
1mmの摩耗だけでも、少しの摩耗が原因で身体の傾きの発生源になる可能性があります。
身体の傾きは、『身体の動き』を崩したり『特定の身体のパーツ(筋肉)の過剰使用』を招いたりします。
特定のパーツを過剰に使用し続ける事により疲労が蓄積されて、怪我の発生に繋がります。
買い替えのタイミングは?
劣化と寿命が買い替えるタイミングと言えますが、その他の候補は
✓パーツが取れて壊れた
✓足の甲のフィット感が減ってきた
✓目標を達成して次へのレベルUPがしたい!
✓新しい目標を設定した
✓気分転換をしたい
なども、良いタイミングです。
ランニングシューズはタイプ別で3足ご用意する事をご提案しています。
目的に合わせたシューズを適切なタイミングで使い分ければ目標の達成だけでなく、怪我の軽減にも繋がります。
ランニングシューズのお悩み相談もお待ちしております