トレーナーによるブログ

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当日は2つ用意して下さい!!

2019.3.6

レースと移動と同じシューズですか?

フルマラソンを完走するには5~6万歩必要と言われています。
片足に換算すると3万歩弱…果てしない回数です。
走る本人も疲労困憊ですが、これだけ圧縮を繰り返されればランニングシューズも疲労困憊な状態と言えます。
4時間から6時間をかけてランナーをサポートしてくれたシューズは、ご自身の身体と同様に『休足』させてあげましょう。
マラソン大会本番で走るシューズと移動するときのシューズの 履き替えのススメ のお話です。

約3万回の圧縮の繰り返し

ランニングシューズはその回数分、体重+着地の衝撃を受け続ける事になります。
3万回の圧縮をされるシューズは一時的ですが『へたります』。
縦方向・横方向・厚みとそれぞれ均等に圧縮されることは、各自のランニングのクセから考えると困難です。
不均等な圧縮からフルマラソン完走後のシューズは、もしかしたら『少しの傾き』が発生しているかもしれません。

特に、速く走るためのシューズは耐久性よりも軽量化を図るために強度が低い場合が多いです。
シューズの へたり が原因で土台が不安定になれば、膝や腰などの痛みを引き起こすかもしれません。
不要なリスクを招かないためにも、履き替えがおススメです。

✔しっかり走る時、速く走る時のシューズ
✔歩く時、ゆっくり移動するためのシューズ
これは必ず分けましょう。

そして、同じシューズばかり履いていると、身体の同じ部分ばかり使用する事になります。
フルマラソンでは6万回の積み重ねがあります。
会場への往復も含めて長時間(600歩)を同じ環境(同じシューズ)で過ごす事はお勧めできません。
疲労回復の観点からも、移動とレースはシューズの種類を変える事をお勧めします。

●エイドで水が掛かればシューズが濡れて、足のトラブルの原因になりかねます。
●水分バランスでむくんだ場合、足がきつくなると帰り道が辛くなります。
●靴と足の相性が低下すると足指や足裏への悪影響も予想されます。

上記も、履き替えのススメ の理由です。

また、今回は天気が思わしくない可能性が… ソックス1つ余分にあると良いかもしれません。

 

シューズを労わる観点からも
足のトラブルを減らす観点からも
疲労回復の観点からも
1度検討してみて下さい

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