フルマラソンを完走するには5~6万歩必要と言われています。
片足に換算すると3万歩弱…果てしない回数です。
走る本人も疲労困憊ですが、これだけ圧縮を繰り返されればランニングシューズも疲労困憊な状態と言えます。
4時間から6時間をかけてランナーをサポートしてくれたシューズは、ご自身の身体と同様に『休足』させてあげましょう。
マラソン大会本番で走るシューズと移動するときのシューズの 履き替えのススメ のお話です。
約3万回の圧縮の繰り返し
ランニングシューズはその回数分、体重+着地の衝撃を受け続ける事になります。
3万回の圧縮をされるシューズは一時的ですが『へたります』。
縦方向・横方向・厚みとそれぞれ均等に圧縮されることは、各自のランニングのクセから考えると困難です。
不均等な圧縮からフルマラソン完走後のシューズは、もしかしたら『少しの傾き』が発生しているかもしれません。
特に、速く走るためのシューズは耐久性よりも軽量化を図るために強度が低い場合が多いです。
シューズの へたり が原因で土台が不安定になれば、膝や腰などの痛みを引き起こすかもしれません。
不要なリスクを招かないためにも、履き替えがおススメです。
✔しっかり走る時、速く走る時のシューズ
✔歩く時、ゆっくり移動するためのシューズ
これは必ず分けましょう。