新しい生活習慣になれましたか?
ストレスに負けない身体を作るには?
新年度が始まって1週間、環境が変わると慣れない生活習慣から思うように生活リズムを作れなくてイライラしたりストレスを感じたりする事はありませんか?
このストレス、栄養面からコントロールする事が出来るかもしれません。
今回、着目したいのはこの4つ
1.カルシウムの摂取
カルシウムは血液中に形状を変化させて存在します。この形状を変えたカルシウムが、興奮や緊張などの刺激に対する神経の働きを緩和させる作用があります。血液中のカルシウムの量が減少すると感情のコントロールが乱れるためにイライラを引き起こしてしまします。
2.ビタミンCの摂取
ストレスに抵抗するホルモンの副腎皮質ホルモンを生成する物質事を促す働きをビタミンCが担っています。ビタミンCが不足すると、ストレス抵抗ホルモンが生成されにくくなるためストレス解消の効率が悪くなるという流れになります。
ビタミンCはストレスを感じると消費されてしまいます。ストレスを抱えている人ほどビタミンCの摂取が必要です。また、喫煙は、ビタミンCを破壊する働きがあるため要注意です。
3.ビタミンEの摂取
ビタミンCと同様に、ストレスに対抗するホルモン(コルチゾール)の生成に関与します。ストレスへの防御反応を高めるためにもビタミンEは摂取が必要です。
4.ビタミンB群の摂取
脳がストレスを感じると、それに対抗するためにエネルギーを消費します。脳の栄養源のブドウ糖をエネルギーに変えるためにビタミンB1、B2、B6などビタミンB群のサポートが必要です。
何を摂ればいいの?
大豆製品には、ビタミンB群が多く含まれています。納豆や味噌は発酵食品であり、腸内環境も整えられるのでストレスを蓄積させないためには良い働きをしてくれます。
緑黄色野菜には、ビタミンCとEが豊富です。パプリカやブロッコリーにはビタミンCが豊富で、モロヘイヤやカボチャにはビタミンEが豊富です。それぞれのビタミンには脂溶性、水溶性と種類があるため調理法もポイントになります。
乳製品、小魚、ひじきはカルシウムの摂取の代表的な食品です。
納豆、味噌、小魚、ひじき、野菜…これらをバランスよく摂る観点で献立を考慮すると、和食が良いかもしれません。
少しづつ、食事に取り入れる事で生活習慣が快適になりますように。