栄養素を有効活用するために
食べれば良いというわけではありません
食事をすれば、
✔糖質や脂質がエネルギーになる
✔たんぱく質が筋肉や骨になる
というわけではありません。
『何を組み合わせて食べるか』が大切なポイントです。
糖質、脂質、たんぱく質はそれぞれ体内での役割は違いますが、身体を動かしたり身体の機能を維持したりするためにはバランス良く摂取する事が大切です。
組み合わせるポイントは?
摂取した糖質、脂質、たんぱく質を有効利用するには、ビタミンB群が必要です。
●ビタミンB1は糖質の代謝
●ビタミンB2は脂質の代謝
●ビタミンB6はたんぱく質の代謝
それぞれが組み合わせが決まっていて不可欠な栄養素です。
ビタミンB群は、水に溶けやすいビタミン(水溶性)のため、体内に蓄積する事が不可能です。
毎回の食事で摂取する事が理想なので、献立の工夫が必要です。
ビタミンB群の摂取をするには?
ビタミンB1は、摂取した糖質をエネルギーに変換させます。
不足すると、摂取した糖質がエネルギーに変換されないため『疲れやすくなる』『身体がだるくなる』『太りやすくなる』が現れます。
豚肉、ウナギが摂取にはオススメの食材です。
ビタミンB2は、脂質の有効利用に関与します。
肌荒れの防止や粘膜の保護や脂質の有効活用に欠かせない事から生活習慣病の予防にも欠かせない栄養素です。
レバー、ウナギが摂取にはオススメの食材です。
ビタミンB6は、筋肉や骨の成長などたんぱく質の利用に必要です。
不足すると毛髪、皮膚、粘膜の荒れに繋がったり皮膚炎や口内炎を引き起こしたりします。
食品では、カツオやマグロなどの魚類に多く含まれます。
効率よく栄養素の活用が出来るように、『何と食べるか』に目を向けていきましょう。