『プッシュアップチャレンジ』が流行っていますが…
どうせやるなら正しくやりませんか?
SNSで『プッシュアップチャレンジ』というものが流行っています。
●医療関係者への感謝を込めて
●運動不足解消に
●楽しい話題を広げるために
と様々な視点で友人へ繋ぐ『バトン形式』で拡散されています。
有難い事にホリエもご指名を頂きました。
たかがプッシュアップ、されどプッシュアップという事で今回はトレーニングのお話をしていきます。
正しいフォームでやれていますか?
プッシュアップ=腕立て伏せです。
プッシュアップチャレンジ…で出回っていますが、聞き馴染のある『腕立て伏せ』でコチラでは名称を統一してお話します。
【使用する筋肉】
●大胸筋:胸の筋肉
●三角筋:肩の筋肉
●上腕三頭筋:腕の後面の筋肉
がメインで使われます。
もちろん、身体を安定させて行うエクササイズの為、体幹のトレーニング要素もあります。
【エクササイズのポイント】
腕立て伏せでは『大胸筋』『三角筋』『上腕三頭筋』が動員されます。
この3つの筋肉の稼働率は
①腕を開く角度
②腕を置く位置
で使用率が変わります。
『胸へ刺激』の場合(大胸筋)
『肩・腕への刺激』の場合(三角筋・上腕三頭筋)
それぞれの目的に合わせたフォームが大切です。
【腕を開く角度】
腕を開く角度で胸骨から上腕骨(胸の前側の骨から二の腕の骨)に付着している『大胸筋』の可動率が変わります。
●真横に広げると最大出力
●身体に寄せると出力最小
というイメージです。
腕を閉じればキツくなるのは、出力の大きい大胸筋の使用率が下がる事も原因の1つです。
大胸筋の出力が最小になれば、三角筋と上腕三頭筋の関与が多くなりトレーニングの内容に変化をつけることが出来ます。
【腕を置く位置】
上記の腕を開く角度に応じて『腕を置く位置』にも変化が必要です。
●真横に広げる場合は肩の真横付近
●身体に寄せる場合はミゾオチ付近
というイメージです。
『腕を開く角度』『腕を置く位置』がマッチしてこそ正しいトレーニングの成果が得られます。
正しくないと怪我を誘発する可能性が高くなるためエクササイズ方法の見直しが必要です。
身体に向き合ってみませんか?
腕立て伏せをしたから日常生活が劇的に快適になる…という事は少ないと考えます。
しかし、自分の身体は自分で支える体力を維持する事は大切です。
●一般の方が何もしなければ、加齢とともに筋力は少しづつ衰えいきます。
●上半身のトレーニングを入れる事で、ランナーは下半身との筋力バランスを保ちやすくなります。
●腕立て伏せは正しく行うと多くの筋肉に刺激を入れられ」『コーディネーション能力』が向上します。
以上の観点から、エクササイズ種目としてオススメです。
BEST styleでパーソナルトレーニングにお越し頂いている方は
□3-6カ月程度で大半の方が『膝を挙げた』腕立て伏せが可能になります。
□70歳以上の一般の方でも『膝を挙げて』腕立て伏せが出来るようになりました。
スタジオのトレーニングがキツくて難しいわけではなく、個人個人にあった方法でトレーニングをる事で身体が進化していった結果です。
負荷を上げる事が必要条件ではありませんが、トレーニングのモチベーションUPの1つとなれば嬉しいです。
こちらを参考に実施してみて下さい
下記のURLから腕立て伏せの動画をご覧いただけます。
https://youtu.be/WlYyiptTINA
詳しいやり方に関しては、ご質問をお待ちしております。
また、5月は『腕立て伏せ講座』も開催予定です。
https://best-style758.jp/2004onrainkouzaannnai
ご参加をお待ちしております。