足に優しい履物は?
足指が動くから脚は機能します
今回は、脚を育てたいランナーさんや足、膝、骨盤回り、腰にお悩みを抱えている方々に読んで頂きたい内容です。
身体は足裏が支えています。足裏の動きを足指が助けています。
足指と足裏の絶妙な支え合いが複雑な身体の動きを実現させます。
日常生活では、履物を履く事が当たり前の生活です。この当たり前な行動が、身体へ与える影響が大きかったりします。
履物の選び方を誤ると、足指と足裏の支え合いを活用できなくなります。
✔足のサイズに合っていない履物
✔足にフィットしていない履物
サイズが足のサイズに合わない場合も、履いた時にフィットしない場合も
共通する事は足指に過剰な力が入ってしまう事です。
その結果、足指を有効活用する事が出来なくなります。
足指に過剰に力を入れたり、つま先を上げて履物が脱げにくくなるような動きを無意識に作ってしまいます。
細かい注意をもって選ぶことは、
ランニングシューズ選びだけでなく、暖かい季節になると増える『サンダル』『スリッパ』も同様です。
『脱ぎ履きが楽だから』
こんな理由だけで履物を選んでいませんか?
履物は本来、脚とフィットさせて活用するものです。
人気のサンダルメーカーの否定であったり、サンダルが悪い、スリッパを履くな というお話ではありません。
ホリエもサンダルやスリッパは履きます。
足を機能的に使うためには何が必要で、選ぶ時の注意点のお話です。
特に足を育てるランナーさんや、脚にお悩みのある方に読んで頂きたいです。
履物選びのポイントは、
✔踵がぶれない事
✔指先に過剰な力が入らない事
これを重視する事が大切です。
昔の方々は良い履物を使っています。
簡単に履けそうな草鞋(わらじ)ですが、足首周りでしっかりと固定する仕組みです。
この構造であれば、足指が自由に動くので身体の動きへの悪影響は少ないです。
今の時代に『わらじ』を選ぶことは難しいですよね。
長時間の歩行、マラソン大会の前後の移動、スタジオのレッスンやトレーニングで身体を酷使するなど
足に負担が掛かる場面では、紐で固定できるシューズやカカトに固定力のあるサンダルをお勧めします。
足を育てる期間や身体に痛みなどの悩みがある時期は履物にこだわる事も大切です。
海はサンダルを履きたいですよね、そんな時は可愛いサンダルを履きこなす。
TPOを考慮して身体が喜ぶ履物選びをしていきましょう!!
インターネット上に数ある写真の中から、無作為に写真を頂きました。
特定の履物の否定ではありませんのでご理解下さい。