ランニングシューズの個性を生かして練習しましょう
シューズも適所適材を!!
ランニングシューズは、1足ごとに役割(得意な機能)が違います。
・軽く手速く走らせる事が得意
・クッションがあって衝撃を逃がす事が得意
・足指や足裏に刺激を入れて脚を育てる事が得意
・摩耗や生地に強度があり耐久性があるモノ
大きく分けるとこんな違いがあります。
シューズにはそれぞれの特性があるのに
『長い距離を走る30キロ走』も
『スピードを上げて走るインターバル走』も
同じシューズを履き続けていいのか?
というお話です。
デメリットとメリットは?
●ランニングシューズは同じメーカーでもそれぞれ『走りをサポートするパーツ』が違います。
同じ部分からのサポートを受け続ければ、サポートが不足する部分においては怪我のリスクが高まります。
●同じような走り(ペースや距離)ばかりしていると、筋力アップやスピードを生かした練習での心肺機能の向上を効率よく期待出来ません。
スピード練習の成果が上がってこない事も、距離を走ってレベルアップが出来ない事もランニングシューズの使い分け方に目を向けると変わるかもしれません。
一度に3足も購入すると経済的な問題が…となりますがデメリットもメリットも様々です。
直接お問い合わせを頂ければ、もう少し掘り下げてお話をしていきます。
シューズを選ぶ基準は?
3つの視点からランニングシューズを選ぶことをお勧めしています。
①『どう走りたいか』『現状の走るレベル』で決める
・走る速さや距離に応じて履き分ける事
②『どんな使い方をするか』で決める
・スピード練習、距離を稼ぐなど練習方法で履き分ける。
③『足を育てるために』選ぶ
・普段よりも負荷を上げて走るために履く。
『ペースを上げて走る事』と『距離を稼いで走る事』では走る内容が変わるため、シューズを選ぶ視点も変わってきます。
走り方に合わせて練習内容に見合ったシューズ選びが出来ると練習の幅が広がります。
その結果、走力の向上だけでなく身体への負担も軽減が期待出来るため怪我のリスクを減らす事が可能になります。
練習の効率を上げるには?
効率よく練習をするためにも、身体への負荷を減らして楽しく走るためにも
ランニングシューズは『ランニングの内容』『練習の内容』によって変えるべきというお話しています。
特に、ランニングのレベルUPを目指すのであれば3足あると良いです。
ここで大切な事は、ただ3足を準備するのではいけません。
●どう走るか?
●どんな練習をするのか?
●自分をどう変えていきたいか?
を基準に選ぶと良いです。
ランナーさんとランニングシューズの話をすると、
『1種類のシューズを使いまわしをしている』
と耳にします。
練習の効率を上げるために、ランニングシューズは1種類で良いのか?
練習方法やお手持ちのシューズの状況を振り返ってみましょう。
そろそろシューズを使い分け始めると春のマラソン大会の成果が変わり始める頃です。
速く走るアノカーボンのシューズだけでなく…
お店でオススメされたアノクッションのシューズだけでなく…
いろいろなシューズで練習をしましょう。
完走目標、5時間切りの方が『薄底シューズ』を履いた方がレベルUPとなる場合があります。
サブ3、サブ4を目指す方が『クッションシューズ』を履きこなした方がいい場合もあります。
シューズ選びのご相談や買い物同行も受付をしています。